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国宝を訪ねる旅

  • 館主おすすめの国宝情報を関西を中心にご案内させていただきます。
  • 鶴林寺 鶴林寺太子堂

    本来は法華堂として、天永三年(1112)に建立されたもので、現存最古の法華堂建築である。純和様のしっとりとした優雅なたたずまいを見せる。

     
    鶴林寺太子堂
    【住所】 兵庫県加古川市加古川町北在家424
    【TEL】 0794-54-7063
    【拝観時間】 8時30分~17時
    【入山料】 300円
  • 一乗寺 一乗寺三重塔

    一乗寺 一乗寺三重塔
    堂々とした安定感を誇る平安末期の代表的な和様の三重塔
     
    一乗寺三重塔 【住所】 兵庫県加西市坂本町821-17
    【TEL】 0790-48-2006
    【拝観時間】 8時~17時
    【拝観料】 300円
  • 浄土寺 阿弥陀如来及び両脇侍立像

    鎌倉期を代表する仏師、快慶が制作したといわれる木造金色の巨大な
    阿弥陀三尊像で仏像彫刻の傑作に数えられる。
     
    【住所】 兵庫県小野市浄谷町2904
    【TEL】07946-2-4312(歓喜院)
    【拝観時間】 9時~12時、13時~16時(10月~3月)
             13時~17時(4月~9月)
    【拝観料】 500円
  • 京都 大徳寺高桐院

    【住所】京都市内北区紫野大徳寺町73-1
    【TEL】(075)492-0068
    有馬から京都大徳寺まで車で約1時間半
    (中国自動車道西宮北インターより京都南インター降りる)
  • 京都 西本願寺 北能舞台

    北能舞台は、現存する最古の能舞台で、唯一国宝に指定された舞台です。毎年5月21日の「宗祖隆誕会」(親鸞聖人の誕日)には法要のあとの能(観世流)が演じられます。これらは、ご懇志(5千円以上)へのお扱いとして行われます。



    【お問合せ】 浄土真宗本願寺派参拝部
    【TEL】075-371-5180
  • 篠山春日神社能楽殿

    有馬から車で40分、電車で1時間たらずの丹波篠山にある春日神社境内には、文久元年(1861年)熱烈な能楽愛好家であった篠山藩主・青山忠良が寄進した能楽殿があります。


    この能舞台は床下の丹波焼きの七つの大甕、正面の岩山への反響効果が工夫されるなど全国屈指の能舞台です。(国宝ではありませんが紹介させて頂きました。)去る4月13日にこの能舞台で能を見てまいりました。あいにくの雨でしたが、しばし幽玄の世界を楽しむことができました。来年も是非おとずれたいと思います。

~美と出会う~ 館主 駿川武志

  • 花にとってもっとも重要なのは、その空気感です。
    花を活けることによって、その場の空気が清められると同時に人々の心も清らかにする。
    その様な花が活けられるように努力していかなければならないと思っております。
    花を習う様になって興味を持ったものの1つに能があります。


    お能のステップは、きわめて、ゆったりとしながら、それでいて精神の緊迫感が舞台に張っています。
    そんな空気感は旅館の雰囲気づくりやスタッフの動作や歩き方にも大変参考になるのではないかと思っております。
    初めて見る方も、むずかしく考えないで、自分の感じるままにご覧になってみてはいかがでしょうか。


    花をいけるということは、いける人の人生や心の深さを表す表現のひとつです。ですから、ライフスタイルにこだわりがなければよい花はいけれません。
    私は花を習うようになって積極的に美術館やお寺をめぐって絵画や工芸の名品を通して美の巨匠たちの花を受けとめる目や感情を学ぶ様にしています。


    毎年10月の第2日曜日(2002年は10月13日(日))
    京都の大徳寺高桐院に中国元代(1271~1368)初めの画家、銭選の作といわれる双幅の牡丹図を見てまいりました。又高桐院の書院は茶人として利休七哲の1人といわれる細川忠興(三斎)が利休の邸宅を移築したものといわれ、茶室や庭もすばらしく、目も心も洗われる思いでした。
    魂が清められる経験とはこうゆうことを言うのでしょうか。